Bagazine plus No.7 2004年A/W号
特集:トレンドのリセットがはじまった
チープなカジュアル服に海外メジャーブランドのバッグ…、こんなムチャクチャなスタイルも一応トレンドを生んでいるのだから、世界から見れば日本のファッションは何でもアリで本当に自由。とはいえ、その中からブランドとして確立するほどの個性が生まれるとも思えない。早い話が日本のファッショントレンドは飽和状態といえるでしょう。こうした流れに反発し、若手デザイナーを中心にトレンドのリセットがはじまっています。今回の雑誌では、トレンドに流されずミニマムな個性を追求したショップやブランドを特集してみました。
こんな時代だからこそ、凝縮されたミニマムな空間が強い
・ STUDIO Mismo(スタジオミスモ)/東京・千駄木
馴れ親しんだ地元での店舗展開が成功
支持される理由は顧客のニーズを的確に捉えた品揃え
・ F+(エフプラス)/大阪・心斎橋
心斎橋路面に新店オープン
商品を生かす人と環境面で
常にグレードアップを図ってきたエフプラスの集大成
・ noble(ノーブル)/東京・恵比寿
A.D.M.J.が手掛けた初のセレクトショップ「noble」は
ハイソサイエティな顧客に向けて発信する
クラス志向のインターナショナル・セレクト
いくつかの部屋のように分かれた空間の中で表現された
個人的なクロゼット感覚のセレクトショップ
「DESPERADO」(デスペラード)
有名無名、国内国外、高価安価を問わずにセレクトされた
ワードローブを渾然一体で提案
郊外型巨大ショッピングセンターのミニマリズム
「t'ete labo」(テットラボ)
帽子主体のミニマムなショップを展開
ヨーロッパが注目、日本のトータルブランド
不完全なものを完全なテクニックで表現する「The birth/永田大輔」
REPORT/大谷聡美
ヨーロッパを中心に活躍する日本人デザイナー永田大輔氏が手掛ける洋服ブランド「The birth」。昨年パリの展示会に出展した際、パリのファッション誌「ファッションデイリーニュース」で大きく取り上げられ、ジャーナリストやバイヤーから注目を集めている。2005年春夏コレクションからは、バッグ、アクセサリーも含めたトータル展開を図っているこのブランドを紹介
クリエイター図鑑
(1)後藤輝恵/mimics
小物ならではの“夢をもたらせてくれる”楽しさを
フェイクな遊び感覚で表現
ノスタルジックな感性とモダン感覚の融合
(2)井窪智鶴子/creare CICHIARO
キチンとしているけどユニークなバッグを生み出していきたい
絶えず自宅に100本のバッグが収まっている根っからのバッグ好き
(3)横尾貴音/takaneco
流行に関係なく通用するような日常的な素材を
自分らしい物作りスタイルで独特なバッグに変える
(4)依田綾/AYAY
“ダンサー”と“バッグデザイナー”
表現したいこと、伝えたいことの根源はどちらも同じ
言葉では言い表せないひとつの「何か」
(5)前田洋一/chausser
伝統ある靴つくりの良さを知り、
そこに独創的な解答を見い出したクリエイター
ZAKKA SELECTION 2004 A/W
Bagazine編集部が独自にピックアップした服飾雑貨ブランドを写真付きで紹介。アイテムはバッグ・鞄から靴、帽子、アクセサリーなど、有名ブランドから新進クリエイターの作品まで48ブランドを掲載
Brand Guide
鞄・バッグ関連の卸企業131社が取扱うブランドを、オリジナル、ライセンス、インポートの区分けに分類して、簡単なコメントで紹介
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