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[獣皮活用促進の事業化] 北海道中標津町のエゾシカ革をブランディング

time 2018/10/19

[獣皮活用促進の事業化] 北海道中標津町のエゾシカ革をブランディング

 タンナーの山口産業(株)(山口明宏社長)では、去る9月26・27日に三井住友銀行東館ライジング・スクエアで開催された企業合同技術展示会「カウントダウン ショーケース」(共催:経済産業省/オリンピック・パラリンピック等経済界協議会)に於いて、北海道中標津町のエゾシカ革の有効活用モデル事業「Great Green Grid Nakashibetsu」(以下GGGNと略す)の発表を行った。これは、シカやイノシシなど獣害対策で破棄されていた皮を、有効な資源として活用促進をするMATAGIプロジェクト(炭谷 茂実行委員長)の出口施策であるレザー・サーカス(山口明宏代表)が事業の一環としてサポートするモデルケースで、趣旨に賛同した協力企業と共に、ブランディングや商品開発を進めるプロジェクトだ。

GGGNブランドのエゾシカ革は、防風林や豊かな自然に加え平野部で育つことから大型で体の傷が少なく、さらに狩猟時や獣脂獣肉除去作業時の傷を最小限に抑えた原皮で、ミモザの樹皮から抽出した天然の植物タンニンを主成分にした鞣し剤で処理するラセッテー(RUSSETY)製法により仕上げる


 北海道の最東端、広大な根釧台地に位置する中標津。巨大な緑の格子柄を描く防風林は、スペースシャトルからもその姿を確認できることで知られている。防風林の内側では、豊かな自然に恵まれ野生のエゾシカが生息しているが、増えすぎたエゾシカによる産業や住民への被害が深刻化し、年間500~600頭の駆除をせざるを得ないのが現状。中標津町では駆除されたエゾシカを、食肉やペットフードの材料として有効活用してきたが、GGGNでは皮についてもレザー・サーカスの協力を得て、製品用の素材となる革として商品化を実現。鞣したエゾシカ革を素材として販売するほか、衣料やバッグ、財布・小物などファッションアイテムの商品開発を進める。今回はそのデビューアイテムとしてライフベスト(ソメスサドル(株)製作)のサンプルを展示した。

「中標津での取り組みを全国の先駆けに」と語る西村 穰中標津町長。右側展示のライフベストでは、内側の衝撃吸収パッド部分にエゾシカ革が使用される

●問合せ先
GGGNに関しては山口産業(株)
TEL:03-3617-3868
エゾシカ革の販売に関してはフジトウ商事(株)
TEL:03-3874-1131

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