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第50回モーダ・イタリア 2017-18AWコレクションから初出展ブランド紹介

time 2017/03/14

第50回モーダ・イタリア 2017-18AWコレクションから初出展ブランド紹介

 イタリア大使館貿易促進部が主催するイタリアン・トータル・ファッションの展示商談会「第50回モーダ・イタリア」展と「第60回シューズ・フロム・イタリー」展が、去る2月7~9日の3日間、ベルサール渋谷ガーデンに於いて開催された。
 今回「モーダ・イタリア」展に初出展の企業の中から「MARCO MASI MILANO」と「SOFIA G」の2ブランドを紹介する。
www.ice-tokyo.or.jp

MARCO MASI MILANO(マルコ マージ ミラノ)

[JAMAICA SNC]
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 スーパーブランドバッグの下請けメーカーとして30年のキャリアがある同社のデザイナー・Marco Masi氏が立ち上げた自身のバッグブランド。イタリアでは珍しくない家族経営会社で、会社と工場はミラノの中心街ドーモの近くの良好なロケーションにある。アイテムは、スエードの手提げ、ファッションバッグ、パイソンのショルダー・セカンドバッグ・トートバッグ、ナイロンとレザーのコンビ、ファーの一部使いなどバリエーション豊富。
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 Marco Masi氏は「私は自分の好きな女性の為にバッグを造る。長年のOEM生産での経験を活かし今回自分のブランドを立ち上げた。今回は比較的価格のこなれた製品を中心に展示しているが、日本市場ではある程度のグレード以上の製品を展開したい。次回は素材を厳選し、当社の技術力、デザイン力に加えソフトで可愛らしい日本人好みの感覚を取り入れたバッグをお見せしたい」と抱負を語った。
www.marcomasi.it

SOFIA G(ソフィア G)

[SOFIAGANTS SRL]
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 イタリア南部ナポリに本社と工場を構える同社は、創業25年の家族経営の会社で、古くから受け継がれてきたイタリアの伝統的な技術と芸術を持ち合わせた手作りのバッグと手袋を手掛けている。
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 会社のオーナー兼営業責任者であるRita Mussomeliさんは次のように語っている。
「当社の製品は既にフランス、スペインなどヨーロッパ諸国をはじめ、中国、東南アジア、日本などへも一部輸出されている。なかでもハンドバッグはナッパ、シュリンク、ディア、スエードなどを素材として高品質な商品を製造しており、日本のご婦人方にも気に入っていただけると思う。現在手袋の生産が9割を占めているが、近年バッグの需要も多くなってきており、将来的にはバッグ、手袋で同率にする予定です。また、OEM生産も受注可能なので、日本の業者との提携も考えています」
www.sofiag.it

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