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第52回 モーダ・イタリア/第62回 シューズ・フロム・イタリー 2018-19秋冬コレクション 東京で開催

time 2018/03/16

第52回 モーダ・イタリア/第62回 シューズ・フロム・イタリー 2018-19秋冬コレクション 東京で開催

 イタリア大使館貿易促進部が主催するイタリアン・トータル・ファッションの展示商談会「第52回モーダ・イタリア」展と「第62回シューズ・フロム・イタリー」展が、去る2月6~8日の3日間、ベルサール渋谷ガーデンに於いて開催された。
 今回のモーダ・イタリアには、イタリア全土より111社(アパレル関連72社/皮革製品関連39社)、シューズ・フロム・イタリーには36社が参加出展し、イタリア本国で行われる主要国際見本市のミペル展やミカム展に先駆け、最新のイタリアンファッションをいち早く紹介した。
 来場者数は、モーダ・イタリア展が2088名(会社数1391社)、シューズ・フロム・イタリー展が1387人(会社数941社)。
●イタリア大使館貿易促進部
www.ice-tokyo.or.jp

フォトシューティング

 今回初の試みとして、日本のトップスタイリストが出展社のアイテムをセレクトし、日本のマーケットに向けたコーディネイトを提案。会場内の撮影エリアで、実際にモデルが出展商品の靴・バッグ・洋服・アクセサリー等を着用し、カメラマンによるフォトシューティングが行われた。撮影した写真は会場内の一角に飾られ、イタリアファッションの最新トレンドとコーディネイトを来場バイヤーやプレスへ発信し、今後モーダ・イタリア展の魅力をウェブサイト等でアピールするのに役立たせる。

モーダ・イタリア出展ブランドリポート

ANDREA CARDONE ITALIA (アンドレア カルドーネ イタリア)

 2006年ナポリ市で設立。バッグ職人歴50年の、現オーナーのアンドレア・カルドーネ氏の父親の教えを受けた職人達が製造したバッグは高品質が特徴。素材はカーフが中心で、最近はミンクやファーなども使いはじめた。幅広い年齢層に受け入れられるデザインのレディスバッグを主力に製造している。現在、ヨーロッパを中心にアメリカ、カナダ、中国、日本等に輸出し、業績を伸ばしている。海外セールスマネジャーのパルマ・デ・ランドロさんは得意の語学を活かして活躍中だ。革製ヘルメットなどのユニークなアイテムも作っており、結構人気があるとのこと。

www.andreacardone.com

MIALUIS – Torino(ミアルイス-トリノ)

 会社はトリノにあり、5年前からモーダ・イタリアに参加。少しずつ日本の顧客も増えてきた。商品コンセプトは、北イタリアのエレガントでお洒落なデザインと加工で、カーフスキンをレーザーカットしたバッグや、製品に仕上げた後に赤と黒と紫で洗いをかけてビンテージ加工するものなど個性的なアイテムが多い。今回はオーストリッチの羽をバッグに使ったものが人気だった。

www.mialuis.it

EBARRITO(エバリート)

 北イタリア拠点の新鋭バッグブランド。特殊でユニークな革を数種類組み合わせた独創的なデザインが特徴で、完全一点物をポリシーとしている。高価な革や特殊な革を使用しているわりにリーズナブルな価格が魅力だ。

www.prime-mission.com

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