2010-11 A/W注目ブランドプレビュー
Paul Stuart(ポール・スチュアート)

- 正当派のスタイルながらビジネスっぽすぎない絶妙なテイストのメンズ

- 素材や配色にこだわりを見せたレディスのハイクラスライン
ニューヨークテイスト溢れるセレクト系ブランド
メンズ、レディス等、豊富なアイテムを揃えて新展開
1938年、ニューヨークのマディソン・アべニューで高級紳士服の専門店として創業されたポール・スチュアート。創業者ラルフ・オストロフの長男、ポール・スチュアート・オストロフに由来する同ブランドは、「Individual(個性的な)」「Eregant(気品のある)」「Timeless(時代を超えた)」「Sophisticated(洗練された)」「Not Trendy(流行に左右されない)」という5つのスタイルを追求し、シンプルかつモダンに洗練させた独自の「コンテンポラリー・クラシック」を提案。エグゼクティブやセレブたちから幅広い支持を集めている。
(株)西川(本社東京・西川幸次社長)では、今季の秋冬モデルから同ブランドのハンドバッグ、メンズバッグ、革小物を展開していく。
今回、同社ではメンズ7ライン、レディス5ライン、ユニセックス2ラインのほか、メンズとレディスの財布・小物を展開。
メンズモデルでは、ハイエンドのライン(Line-1称、以下同)で、スムースレザーなどの高級素材を使用。クオリティの高さを打ち出した、こだわりのビジネスラインとして位置づけている。
また、同じビジネスラインでもLine-2では、パンチングレザーを用いカジュアル感を出すことで、オン/オフを問わずに使えるテイストに仕上げられている。
そのほか、ボリュームソーンとして、シュリンクレザーを使用したLine-6、ポリエステル素材やナイロン素材を用いたビジネス向け(Line-3、4)、合皮を使用したトラベル向け(Line-7)などが揃い、30代から50、60代の日常シーンをカバーする幅広いラインナップとなっている。
一方、レディスモデルでは、トップレンジとなるLine-1で、軽くてソフトなオーバーキップを使用。正面に配した存在感のある金属製のタグがブランドアイデンティティを主張している。また、ボリュームゾーンとなるLine-5では、ギャザーを取り入れたカジュアルなデザインでまとめられているほか、秋冬限定のシーズンライン(Line-3)として、ダウンジャケットをイメージしたキルト素材の製品もラインナップしている。
- ●(株)西川
- 電話:03-3862-6931
IMMAGINE(イマージネ)

- “シンプルだけど他にない”大人のテイストを追求したイマージネ
日本の会社が立ち上げたイタリアンブランド
インポートの新しい取り組みで市場活性化を狙う
(株)バルコス(本社鳥取県倉吉・山本敬社長)では今春、子会社であるバルコス・イタリーより新ブランド「IMMAGINE」(イマージネ)を立ち上げた。これは企画・デザイン・生産まですべてを一貫してイタリアで行い、イタリアから世界各国へ販売していこうというブランドで、今までにない新しい販売形態を目指している。
コンセプトは「斬新でありながら時代と調和する」というもの。シンプルだけど他にはないデザインとインポートブランドとしての新しい価値観をアピールし、低迷するバッグマーケットを活性化しようというのが狙いだ。
もともとバルコス・イタリーは海外戦略の強化のため、2007年に同社イタリア支店として設立された。ディレクターとして迎えられたのは著名ブランドでコンサルタントの経験を持つアルベルト・オネスチ氏で、同社の物作りの特徴である「日本の品質管理」と「アジアのプライス」に加え、「ヨーロッパのトレンド情報」というグローバルなメリットをもたらしている。
そのオネスチ氏自らがデザインしたデビューコレクションは、3月のミペル展(ミラノ)と、4月のプロモペル(東京)で発表された。発表にあたり山本社長は、「縮小傾向の日本のマーケットを活性化するため、価値観の高いイタリアのインポートで新しい提案をしたかった。その際に、向こうから探してきたものではなく、また日本向けに中途半端にアレンジしたものでもなく、ブランド自体を作るところから取り組んだ」と語っている。

- ミラノで行われたMIPEL展にバルコス・イタリーから単独出展
今後の対卸に向けた販売も、日本のバルコスではなくバルコス・イタリーとして独自に行う方針だ。なお「イマージネ」のプライスゾーンは下代で大体80~140ユーロになる予定。
- ●(株)バルコス
- 電話:0120-574-747

