卒業時のオリジナルブランド発表を目標にすることで、
製作技術と企画力、双方の力を養成していく
大阪ファッションデザイン専門学校ファッショングッズクリエート科

- 今年2月に開催された“MONO COLLECTION 2011”
今年2月、CCOクリエイティブセンター大阪“STUDIO PARTITA”で、大阪ファッションデザイン専門学校恒例となった学生作品発表会“MONO COLLECTION 2011 Costume&Artwork”が開催された。
今回の学生作品発表会は、会場全体を白いキャンバスに見立てて、その空間に学生一人ひとりが自分たちの世界観を作品によってコラージュする、というコンセプトで企画された。会場は、白い布や紙による装飾だけでなく、客席の来場者にも白の布地を身に着けてもらい、空間演出の一部として発表会に参加してもらうなど、同校ならではのこだわりをちりばめた内容となった。
こうしたファッションショーに加えて、ファッショングッズクリエート科の各コースでファッショングッズの製作に特化した教育を行っている同校では、バッグやシューズ、帽子など、学生のオリジナルブランドを発表する作品展も同時に実施している。作品展では、展示に使用する什器も含めて学生が手作りし、ファッションショーの演出に組み込むかたちで発表するなど一体感のあるものとなっている。

- バッグのポケッットから「Pocket」の文字が飛び出す楽しいデザイン

- オリジナルブランド“Pocket”を製作した杉山怜衣さん
その中で発表された“Pocket”(ポケット)は、今年の3月に同科のバッグクリエートコース卒業した杉山怜衣さんが取り組んだバッグブランドだ。同ブランドがターゲットとしているのは「出かけることが大好きな20代の女性」。出かける時に、ポケットにお気に入りのアイテムをたくさん詰め込んで、そこから「楽しさ」があふれだしている、という世界観でまとめられている。
「ポケット」というブランド名の通り、小型のポーチからトートバッグまで、各製品のデザインには、ブランドロゴの「P」のモチーフを入れてデザインイメージを統一。機能面でも、ポケットを多く配し、マチを大きめにとるなど収容力にもこだわっている。基本素材には触っているだけで気持ちのいいオイルドレザーを採用し、トートやワンショルダーでは、リネン(麻)素材を組み合わせることで、シンプルでナチュラルな風合いで、いつまでも愛してもらえるようなバッグ作りを目指したという。

- 学生が製作したバッグや小物などの販売するイベント“Craft Art Gallery”
同ブランドは、7月の2・3日に大阪市北区の中崎町のギャラリー「10_2」で開催された展示販売イベント“Craft Art Gallery”にも出展された。これは、学生たちが製作したオリジナルのアクセサリー、レザー小物などの発表兼販売の場として、同校が今年からはじめたものだ。学生の手による1点モノの雑貨を求めてやってくる一般の消費者に対して、自分たちの作品を商品として説明する格好の機会となっている。
先月来日したレディー・ガガさんがテレビ出演時に着用したブラインドドレスのブランド「ROGGYKEI」のように、同校の卒業生には、既にオリジナルブランドを本格的に展開している者も出てきている。こうした成果を出すことができるのも、卒業時の作品発表会を目指して内容の濃い作品製作に取り組むことのできる同校の教育カリキュラムによるところが大きいといえるだろう。
- ■学校法人 西口学園
- 大阪ファッションデザイン専門学校
- 〒553-0006 大阪市福島区吉野4-2-13
- TEL:06-6468-3344
- http://www.ofdc.ac.jp/



