売り場関係者を対象に開催
エキゾチックレザーに関する研修会
日本皮革産業連合会

- 当日は百貨店等の売場関係者35名が参加
(社)日本皮革産業連合会(大澤重見会長)による、「エキゾチックレザーに関する研修会」が、昨年12月9日、東京都立皮革技術センター・台東支所において行われた。同研修会は主に販売現場のスタッフを対象に、爬虫類皮革製品に対する知識向上を目的に企画されており、普段売場を離れることが難しい方にも参加できるように東京レザーフェア開催日の2日目に、同フェア会場の近くで開催されている。
参加者には、教材として『エキゾチックスキンの基礎知識』(基本編・別冊)に加え、販売現場などで携帯して活用可能な小冊子、日本の爬虫類製品であることを保証するJRAタグ3点セットのサンプルが配布された。
前半の講義では、CITES(サイテス:通称「ワシントン条約」)の内容や、ワニ、トカゲ、ヘビをはじめ、現在我が国で流通している爬虫類皮革についての特徴についての解説が行われ、クロコでは鱗の形状で種類を見分ける、カイマンは腹の部分にカルシウム成分が出るのでそこで判断する、といった実践的なポイントが示されたほか、売場で時折見る「カイマンクロコ」という表記は俗称であるだけでなく、適正表示という観点からは違反になるので注意が必要とのアドバイスもなされた。

- 普段見ることのできない革素材に触れながら説明を受けた

- 講義で使用した教本(無償配布)
また、鞣しについては、爬虫類皮革が牛革などと比較して、鞣製に時間がかかる点や、タンニンやクロームなどの鞣し剤の特徴について説明が行われた。
続いて、参加者が3つのグループに分かれ、エキゾチックレザーの実物を手に取りながら説明を受けた。
後半の講義では、手入れ方法や修理など、消費者から寄せられることの多い質問について、FAQ形式で解説が行われた。
- ●研修会に関する問合せ
- (社)日本皮革産業連合会 業務第二部
- TEL:03・3847・1451
- FAX:03・3847・1510

