2024/08/20
一般社団法人日本皮革産業連合会(岩﨑幸次郎会長)では、国産皮革および国産皮革製品の魅力とその価値をより多くの人達に認知してもらうことを目的に各種事業に取り組んでいる。その事業の一つで、2001年より毎年“最もレザーが似合う”著名人を「ベストレザーニスト」として選定し、国産皮革PR活動イベントに参加協力している。
今回で17回目を迎える「ベストレザーニスト2017」の記者発表会が、去る9月5日午前11時30分より、東京ミッドタウン(港区赤坂)のガレリア アトリウムに於いて開催された。今年のベストレザーニストには、俳優の平山浩行さんと女優・歌手の真野恵里菜さんが選ばれ、発表会に登場した。
ロングコートにもなるセパレートのライダースジャケット姿に革のドレスシューズで登場した平山浩行さんは、「以前からずっとレザーは好きで着ているので、選んでいただいたことはとても光栄です。今日はいつも着ないような(レザージャケットで)、ちょっと頑張ってみました」とコメント。
一方、ノースリーブのレザートップスに黒とピンクの鮮やかなスカートと黒の革靴で登場した真野恵里菜さんは、「このような賞をいただくのは初めて。お仕事ではあまり着ることがなくても、プライベートでよくライダースジャケットを着ているので、そこが届いたのかな」と喜びを述べた。
また、お互いが似合うと思うレザーグッズをそれぞれプレゼント交換し、平山さんから真野さんには規則的な凹凸のある立体デザインのバッグを、真野さんから平山さんにはシンプルながら沢山のカードが収納できる機能的な3つ折り財布が贈られた。
その後、特別ゲストとしてファッションディレクターの干場義雅さんが登壇。ステージ上に用意された皮革素材に触れながら、3人で秋冬の最新レザーファッションについてのトークセッションが繰り広げられた。
最後にベストレザーニスト2人から、
「レザーは昔から愛用している大好きな素材。これからもファッションに取り入れて、どんどん味を出し、永く着ていきたいですね」(平山さん)
「レザーを着ると自分が強くなれた気持ちになりますし、凛とできるので、これからもたくさん着て私らしいファッションをもっともっと見せていけたらと思います」(真野さん)
とのコメントが寄せられ、発表会は終了した。
午後2時からは、同会場にて「革のお手入れワークショップ」も開催。ベストレザーニストに選ばれた平山さんと真野さんも参加し、一般参加者も交えながら、革製品のお手入れのプロとして㈱コロンブスの小高公次さんによる手入れ方法の解説を受け、平山さんと真野さんは実際に革靴の手入れを実演した。