2024/08/20
石破大臣とバルコス社長山本敬氏(左)
㈱バルコス(山本敬社長)では2013年より、伊勢丹新宿本店の本館1階「ハンドバッグモードゾーン」において「BARCOS J LINE(バルコスJライン)」を展開しているが、日本の職人技術をアピールするプロモーションが9月9~15日の期間限定で行われ、初日の9日、地方創生担当大臣の石破茂氏が視察した。
「バルコスJライン」は鳥取県倉吉市に本社を置く同社が、世界に通用するブランドを目指し、㈱三越伊勢丹ホールディングス(大西洋社長)と共同開発したブランドで、売り場に並ぶ海外ハイエンドブランドの中で唯一の国内ブランドとして展開されている。今回の視察は、この取り組みが「ファッション業界における地方創生」に繋がるものと認識され実現した。
石破大臣は売り場でバルコスの山本社長から商品の説明を受け、実際に作った職人から苦労話を聞くなどしたあと、別室にて大西社長と三者による面談を行った。
石破大臣は、「地方には優れた技術に支えられたいいものがたくさんある。こういうものが売り場に出る機会がもっと増えれば技術の伝承に繋がり、地方創生は活性化する」と述べた。
「バルコスJライン」は、世界に誇れる日本の職人技とクリエーターの感性を融合し、世界レベルのラグジュアリーブランドを目指している。革鞣しから、裁断、縫製、彫金にいたるまで、日本最高峰の職人達が伝統の技を駆使し完成する