Bagazine bit

鞄・バッグの専門誌が発信する情報サイト

チャイナマーケットの“今”が示す次の一手 中国朝聞夜道(ちゅうごくちょうぶんよみち)連載 ⑤/Lemming Co.,Ltd. CEO MACY ISHII

time 2022/05/16

チャイナマーケットの“今”が示す次の一手 中国朝聞夜道(ちゅうごくちょうぶんよみち)連載 ⑤/Lemming Co.,Ltd. CEO MACY ISHII

2度目のコロナ禍の中国

 この原稿を書いている現在(4月14日)、ゼロコロナ政策を続けている中国では、上海をはじめ幾つかの都市で「封城」=ロックダウンが続いている。掲載される頃には多少の変化は起きているだろうが、政府も、生活者も、「コロナ不安」と共に生きる日々が続いていることは間違いない。
 さて、そうした中で、中国で何が起こるかを予測する上では、2020年のコロナ禍を振り返るのが適切だろう。2020年1月、「武漢封城」から始まり、2月には中国全土、そして3月には世界に広がって海外への渡航制限が常態化した。中国国内での一日あたりのコロナ新規陽性者数は、4~5月には一桁の都市が殆どとなり、経済活動や国内旅行はV字回復に向かったものの、海外旅行は殆ど出来ない状態が今に至るまで続いている。その間、「免疫力を中心とした健康ブーム」「EC浸透率の加速」「ライブコマースの加熱」など多くのトレンドが起きていたが、その一つに「アウトドアブーム」がある。

アウトドアは「新たな消費欲の行き場」

 10年前まで、中国では登山・キャンプ、海水浴、ウィンタースポーツといったアウトドアレジャーはそれほど盛んではなかった。それは、そもそも日本のような自然の豊かな国土ではない(雲南省は私も認めるが)という側面もあるが、それ以上に、2010年代は「海外旅行」が豊かさの象徴であり、且つ、経済水準の増大に伴う「消費欲」を最大限満たしてくれるレジャーだったからだ。そして、その「消費欲の行き場」が失われたのが、このコロナ禍である。そのような状況下で、“遠出が出来ない中で何とか余暇を楽しく過ごそう”という人達が、こぞってアウトドア用品を買い求め、公園でのBBQやキャンプ、キャンピングカーでの車中泊を始めたのだ。

(続きは本紙をご覧ください)

parley
東京めだか釣友会

Bagazine 購読のご案内

Bagazine『Bagazine』は、バッグ・鞄をメインにファッション雑貨に特化した情報を発信する業界専門紙。書店では販売していません!年間購読で毎号お手元にお届けします。 発行形態はタブロイド判新聞、年間購読料・¥18,700。また1部¥1,100にて最新号およびバックナンバーの個別販売も致します。お申込みは、オンライン書店fujisanをご利用下さい。
*価格表記は税込み価格、送料無料です。

Bagazine plus

Bagazine plusバッグ及び服飾雑貨に関する旬の情報を、一般ユーザーに向け発信するフリーペーパー。発行は2月、5月、8月、11月の年4回。配布ご協力頂いているバッグ専門店を通して配布するほか、当サイトより電子ブック(無料)でご覧いただけます。また、弊紙をご購読中の小売店様を対象に配布協力店の募集も受け付けております。