「皮革手芸教室」4月生募集を3月より開始／全国皮革振興会

昨年11月に開催された、研究科・専科および講師の作品による展示発表会の様子

　皮革の魅力を広くPRすることを目的に1959年設立された任意団体の全国皮革振興会（𠮷田輝幸会長）が運営する「皮革手芸教室」では、4月生の生徒募集を3月より開始する。
　昭和41年に開講したこの「皮革手芸教室」は、初心者を対象にセットした革の部品を組み立てる基礎科（6ヶ月）と、革を裁断して染色から仕立てまでの全工程を学ぶ研究科（1年6ヶ月）、その後、好きなものを好きなように作る専科（2年）のカリキュラムを用意しており、さらに進んで指導者認定を受ければ、同教室の指導員として講師を務めることもできる。講習日は毎週火曜日と土曜日で、子育てが一段落した主婦や定年を迎えた世代、休日の趣味として楽しむ会社員など、幅広い年齢層が通っている。現在までの参加者は延べ3400人を数える。
　今回の募集は初心者を対象にしたもの。4～9月の期間に、小銭入やキーケースなどの革小物やショッピングバッグの作成と、刻印・染色といった装飾を行う講習内容となっている。入会金・月謝は無料で、共用費が4000円（1ヵ月）。
●全国皮革振興会
TEL:03-3865-7457
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