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「EXCELLENT・JAPAN 展開促進事業プロジェクト」事業の概要と展望:連載シリーズ(2)【ICTプラットフォーム】part.1/日本鞄ハンドバッグ協会

time 2021/10/16

「EXCELLENT・JAPAN 展開促進事業プロジェクト」事業の概要と展望:連載シリーズ(2)【ICTプラットフォーム】part.1/日本鞄ハンドバッグ協会

 鞄・ハンドバッグ・小物に従事する国内企業が、国内外のマーケットで競争力を持てるよう、様々な優位性のある施策を実施し、安心・安全の製品を国内外に広めることを目的に、日本鞄ハンドバッグ協会(𠮷田輝幸会長)が展開している「EXCELLENT・JAPAN 展開促進事業プロジェクト」。連載第2回目は、このプロジェクトの核となる3本柱のひとつ『ICTプラットフォーム』について、ICTプラットフォーム委員会の金子 豊委員長に解説いただきます。

金子 豊 委員長

ICTプラットフォームの役割


 今のわれわれを取り巻く環境では、ビジネスにおいてもICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)がものすごいスピードで浸透してきています。IT技術を有効活用してより広く多方面に情報伝達することは、われわれ業界企業にとっても必要不可欠なビジネスツールと言えるでしょう。しかしながら、個々の企業がその仕組みを準備するには負担が大きすぎます。プロジェクトの3本柱のひとつである「ICTプラットフォーム」では、将来にわたって対応できるその情報発信システムを構築して協会自体がそのプラットフォームとなり、企業規模やICTに精通しているか否かに関わらず、加盟企業をバックアップしていくことを目指しています。
 その実現に向けて、プロジェクトの前段階となる「JAPAN BRAND 戦略・調査研究事業」では、QRコードを活用し、自社商品の情報や作り手の想いも含めてお客様に直接説明できるルートを作ろう、という具体的な施策を決定しました。この施策を継続的に実施するため、QRコードを活用する企業は、加盟企業ごとに作成したQRコードを記載したカードまたはシールを購入し、その費用を協会の業務運営資金に充てると同時に、協会傘下組織の各組合(購入企業が加盟している組合)にも活動費としてフィードバックするという2つの資金の流れを作りました。自らが自らをバックアップする循環型の仕組みです。

QRコード活用の仕組み

 QRコードによる情報活用の流れは次の通り。加盟企業が展開する製品にQRコードが記載されたカード(図A)やシールを付随させ、それを購入した消費者がスマートフォンなどからQRコードを読み取り、協会専用のトップページにアクセスして情報を得る仕組みとなっている。トップページのパターンは次の2種類。
 1つは、自社ホームページへの遷移が不要なパターンで、日本鞄ハンドバッグ協会がまとめたコンテンツで構成されているもの(図B)。日本鞄ハンドバッグ協会のバナーのほか、最新TOPICSや、鞄・ハンドバッグ・小物の豆知識、商品選びのアドバイスやランドセルの歴史といったおもしろ知識、製品・素材のお手入れ方法、メンテナンス方法、皮革用語辞典など実際に活用できる情報などがある。
 もう1つは、前記の内容に加え、自社ホームページなどに遷移できる加盟企業バナーがあるパターン(図C)。そこからのアクセスにより、自社の企業紹介や取り扱いブランド製品の詳細情報を発信できるものとなっている。
「お客様にこのQRコードを継続的にご利用いただくためには、魅力的なコンテンツが不可欠。興味のあるブランドの情報や新製品情報、どのような想いで開発されどのような技術者が作ったかなど、各社が提供できるコアな商品情報だけでなく、素材や製品に関する知識や、お手入れ・メンテナンスに関するお役立ち情報など、消費者にとって有益なコンテンツを拡充することで、より注目度を高めSNSなども交えてさらに多くの方々に広まり、利用してもらえることを期待しています」(金子委員長)

※具体的なコンテンツの内容は次回連載(3)で紹介

公的な情報システム共有で
加盟企業の信頼もサポート

 協会加盟企業においては、自社ホームページの有無をはじめ情報発信への取り組みも様々です。だからこそ、鞄・バッグ・小物業界の共通財産として保有している情報を協会という立場がまとめ、消費者にとって有益な内容のコンテンツとして作成することで、加盟企業は漏れなくそれを共有し活用することができる。また、公的機関である協会が管理・発信する情報としての安心感、信頼感があるので、このシステムを活用して情報発信する加盟企業にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
 今や作り手がお客様に直接情報を発信していく時代です。商品を提供する我々のプライドにかけても、素材のこだわりや作り手の思い、企画の背景などを、しっかりと言葉やビジュアルにして発信していく必要がある。数年後には常識化しているであろうICTの流れに乗れるよう、QRコードによる情報発信の仕組みを今から活用していただきたい。
 QRコードによる情報システムをより多くの加盟企業に活用いただくため、ICTプラットフォーム委員会では、東京・大阪・名古屋・豊岡の各地区において定期的に説明会を実施します。ご質問にも対応いたしますので奮ってご参加ください。また、ご興味のある協会未加盟の方々からのお問い合わせもお待ちしております。

●受験申込受付先・問い合せ先
日本鞄ハンドバッグ協会
《鞄関係》
TEL:03-3862-3511
《ハンドバッグ・小物関係》
TEL:03-3851-5278

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