2024/08/20
↑「MATAGIプロジェクト」では現在、全国120産地と獣皮活用の取り組みを行っている。今回のMATAGI展2016には14の産地が出展した
獣皮活用で好感度抜群の革製品に
獣害駆除により排出されたシカ、イノシシなどの皮を皮革素材として活用推進するMATAGIプロジェクト(MATAGIプロジェクト実行委員会、一般財団法人地球・人間環境フォーラム主宰)では、その獣皮活用の今を知るイベント「MATAGI展」を、去る2月5日~17日、東京スカイツリータウン・ソラマチ5階にて開催。期間中、皮と革製品に興味のある一般消費者など多数が来場した。
初日2月5日の午後1時30分より同フロアのJ:COMワンダースタジオにてオープニングイベントが執り行われ、プロモーションビデオの上映をはじめ、MATAGI展出展産地各社(個人)による革製品プレゼンテーションなどに熱い視線が注がれた。
展示場には、14の産地及び大学がシカ、イノシシ、黒豚(鹿児島県)、オーストリッチ(埼玉県)で作られたバッグ、靴などの革製品が並んだ。人に優しく自然環境にも配慮した植物タンニン100%で仕上げるため日本エコレザー基準にも準拠する素材のため手触り感が違う。来場者は製品に直に触れ、その感触、素材感を楽しんだ。