PORTER EXCHANGE 渋谷パルコ

time 2020/01/14

folder shop

タンカーシリーズの素材である綿ボンディングされたナイロンツイル生地を使用した店舗入口。“HEART AND SOUL INTO EVERY STITCH”（一針入魂）の文字が浮かび上がり、1階フロアでも異彩を放つ

TANKER にフォーカスした新コンセプトショップ
フルラインナップが見れる店としてファン注目

　去る11月22日(金)にグランドオープンした新生渋谷パルコ1階に(株)𠮷田（本社東京、𠮷田輝幸社長）の新コンセプトショップ「PORTER EXCHANGE」（ポーターエクスチェンジ・11.24坪）がオープンした。
　かつての「文化発信の拠点である渋谷パルコ」を復活させたいというコンセプトで再スタートした新生渋谷パルコ。そのエッジの効いたパルコのキャラクターにも合致した同店は、ブランドの発信源として注目が集まる。
　ベースキャンプの「POST EXCHANGE」（売店）をコンセプトにした同店は、「PORTER」ブランドの代名詞ともいえるタンカーシリーズにフォーカス。そのフルラインナップと同店限定エクスクルーシブアイテムで構成される。
　まず驚かされるのはベースキャンプを模したショップ入口。タンカーシリーズのメイン素材である𠮷田カバンオリジナルの綿ボンディング加工を施したナイロンツイル生地を贅沢に使用。これらは実際にカバンを縫製している職人によって仕上げられているもので、店舗全体の趣向を明確に伝え、「中に何があるのだろう？」と興味を搔き立てるつくりになっている。
　同店で手に取ることができるタンカーシリーズは、エクスクルーシブアイテム含め約180 SKU（セージグリーン、ブラック、シルバーグレー3色）。店内中央には同シリーズが整然とディスプレイされている5段4列の大型什器があり、来店者に強いインパクトを与える存在となっている。
　この他、創業300年以上の香老舗「松栄堂」（京都）とのコラボによる匂い袋（￥1,500）も販売。10数種類の香料で調整したポーターオリジナルの香りで、袋の巾着にはポーターオリジナルのナイロンツイル生地を使用しているもの。オリジナルのパッケージでギフトにも最適なアイテムだ。
　1983年S/Sで登場以来、ロングヒットを続けるタンカーシリーズの新たな方向性を示すショップとして注目だ。