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「kissora」の新店舗が銀座にオープン

time 2015/10/28

「kissora」の新店舗が銀座にオープン

日本製革バッグの良さを国内外にアピールするため
限定商品の充実と接客の強化を図る

㈱東京デリカ(木山剛史社長)で展開しているオリジナルレザーブランド「kissora(キソラ)」の新店舗が、9月18日銀座にオープンした。
2012年、東京スカイツリーの開業に併せ、東京ソラマチに1号店を立ち上げたキソラは、その後横浜、くずは、天童、岡山、金沢、沖縄に出店し、銀座店は8店舗目。銀座5丁目のニューメルサから新しく生まれ変わった「EXITMELSA」(イグジットメルサ)の3階に出店している。
“メイド・イン・ジャパン”を切り口にするキソラは、店内に工房のあるスタイルが特徴で、商品はオリジナルと国内ブランドとのコラボで構成される。革の本体とパーツや色を自分好みに組み合わせられるオーダーにも応え、職人を兼ねる店長が自らミシンを踏む。

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銀座店ではさらに“ナチュラル”や“オーガニック”といった要素も盛り込まれる。染色や仕上げを一切しないイタリアプッチーニ社の「ショルダーズナチュラル」という素材を使用した、銀座店限定の“オーガニックシリーズ”や、バッグ以外にもアメリカ・サンタフェのボディケアブランド「ロスポブラノス」などオーガニック商品も、銀座店ならではの展開となる。
そして銀座店のもう一つの特徴としてインバウンド対応の強化がある。これまでの出店でも海外旅行者の集まる立地から、国内外の顧客に受け入れられてきた実績があるが、銀座は特に本物志向でインバウンド消費の象徴的な場所。店長に中国出身で日本の物作りも勉強してきたという、温振氷さんを起用した。温さんは1号店で職人の修行を積み、中国語、英語、日本語の3ケ国語を話す。
オリジナル中心に上質で買いやすい日本製を揃え、若い層から幅広い年齢層に支えられてきたキソラだが、海外からも本物志向の顧客が増える中、より充実した接客で応えられる店舗になりそうだ。

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