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「rooms 39」 21,000人が来場

time 2019/10/16

「rooms 39」 21,000人が来場

 アッシュ・ペー・フランス㈱が主催する、ファッションとデザイン、アートの合同展「rooms」が、去る9月4~6日、東京・五反田TOCビルにて開催された。39回目を迎えた今回は、380ブランドが出展し、来場者は21,000人を数え、前回展を超える結果となった。
 20周年となる次回は来年2月20日㈭~22日㈯の3日間で、3年振りに国立代々木競技場第一体育館にて開催される。
www.roomsroom.com

出展社リポート

havito


 “意表を突く”ものづくりがコンセプトの「ハビト」。エイジングで艶が増すオリジナルヌメ革に国内ガラスメーカーとの共同開発で作られたリアルガラスを組み合わせた「glart」シリーズは、ステンドグラスの付いたアンティークな扉のようなデザインが人気で、今回新たに上部が丸いフレームのデザイン(写真上)を打ち出した。展開アイテムは、長財布やノートカバー、ウォレットバッグ、ウォレットショルダー、スマホケースなど。また、素朴な色味が人気の泥染め帆布シリーズの第二弾として、墨染め帆布(写真下)を発表。風合いの良いモノトーンのコントラスト表現が好評だった。

●(株)waji 
https://waji.co.jp

FOLNA


 “ラフ&デイリー”をコンセプトにしたフォルナのニューラインを出展。シンプルなデザインで、ラフに気軽に毎日使えるようなものづくりを目指したバッグを提案している。ゴート素材シリーズはスクエアフォルムを中心としたアイテムを、ピッグスエードシリーズはソフトな素材感を活かした巾着バッグなど、それぞれ単色カラーリングでシンプルにまとめて展開。値頃な価格帯も魅力。
●(株)井野屋 ☎︎03-5720-6707

EMILYSSA


 多機能とデザイン性を兼ね備えた日本製のバッグを展開する「エミリッサ」。旅や仕事のシーンに合わせて複数のバッグを持つのではなく、すべての機能を果たしながら、サイズ感や利便性、デザイン性等どんなシーンにも対応できるマルチパーパスバッグを提案している。軽量かつ上質で高級感を漂わせたナイロン生地をメイン素材に、ファスナー引き手にはヨーロッパで幸運の象徴とされる“馬蹄”をモチーフにしたデザインを採用。マルチバッグの他、トートバッグ(サングラスケース付き)、ショルダーバッグ、クラッチバッグに、身の回りの小物が便利に収納できるクロスボディバッグを展開。価格帯は¥12,400~¥29,000。 
●(株)Kokihanada
☎︎03-5738-7974

THE CANVET


 刺し子や帆布など素材の特徴と面白さを生かし、こだわりのバッグをコスパ高く展開してきた同社だが、今回は新たにアウトドアテイストの巾着が登場した。外側に撥水・撥油性に優れたテフロン加工ファブリックを使用し、内側には抗菌防臭加工を施した「BIOLINER®︎」を使用。年齢性別関係なく、シューズケースなど色々な用途に使えて、子育てにも活躍しそう。カラーはオリーブ、ブラック、シルバー、ブルー、カラシで、それぞれ外・内・底の3色マルチになっている。価格は¥3,900。今後色々な素材バージョンも考えていきたいとのこと。
●(株)スパンギャルド
☎︎03-5384-3626

Soglia


 フレンチエッセンスを取り入れた大人のエレガンス&カジュアルバッグとして、2019年SSよりデビューしたオリジナルブランド。大人が楽しめるカラーを特徴に、巾着やラウンドボックス型など、立体的で自立するかたちを中心に展開する。秋冬イチオシのスクエアなシルエットのバッグは、口元を金具でとめたフォルムが美しく、取り外し可能なサイドのワイドストラップによって持ち方を変えられる。バッグ本体は他にハラコやファーバージョンもあり、別売りのショートストラップ(¥2,800)でカスタマイズもできる。デビュー年の今年は百貨店を中心にポップアップを出店してきたが、今後はセレクトショップなどの売り場にも拡げていきたいという。
●(株)ヴァリアント
☎︎03-5809-1025

BAG CRAFT MASTER SCHOOL


 バッグ職人育成スクールの上級生の作品と、卒業生のバッグブランド「革*jacobi(カワスタリスクヤコビ)」の代表シリーズ「革切子®」のバッグ、また、スクールの母体であるバッグメーカーのオリジナルブランド「SAN HIDEAKIMIHARA」で人気のだまし絵デザインシリーズを出展。
●(株)アトリエフォルマーレ
☎︎03-6658-8315

SHO


 オリジナルレディスバッグ及びイヴニングクラッチバッグの企画・販売としてスタートし、今年3年目の同社。花をモチーフにしたバッグは、従来のフォーマルにはない、普段使いできるアクセサリー感覚が特徴。コスパも高く、ビーズバッグは国内の作り手が少ない現状、海外のハンドメイドでしっかり作られ、1~2万円台。OEMにも対応し、仕様変更も可能。最小ロット100から対応している。
●(株)SHO
☎︎050-1455-3769

glänta


 ベーシックなラインでありながら、素材やカラーで遊びのある服を展開する「SUPER HAKKA」が、30周年のタイミングで刺繍とプリントのバッグ「glänta」を立ち上げ、2018S/Sコレクションよりスタートした。丁寧に作られた商品は使い勝手も良く、大人の女性が長く使える仕様になっている。価格は刺繍のリュックで¥13,000~¥18,000、ショルダーで¥7,900。
●(株)ファッション須賀
☎︎03-3498-0701

parley
東京めだか釣友会

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