2024/02/14
鞄・ハンドバッグに特化した附属金具を扱う㈱エムアンドケイ ヨコヤ（本社東京・横谷忠明社長）では、時代の変化や流れに応じた持続可能なものづくりと会社づくりを視野に、「在庫保有型店舗」から「ショールーム型店舗」へ業態変更し、去る８月４日に本社ビル1F～3Fをリニューアルオープンした。顧客ターゲットは従来通り大手メーカー、問屋の企画部門をはじめ、クリエーターや趣味としてバッグ作りを楽しむ個人までと幅広い。
新たな「ショールーム型店舗」では、金具単体の展示や詳細を説明したボードのほか、各種金具を使ったミニバッグを多数展示することで、実際に金具を手に取り、触れ、その特徴や使い方を実感し、新たなデザインの発想につなげてもらう。
1F両壁面の棚に展示されているミニバッグで主要金具をアピール
また、同店舗では販売を目的とした在庫の保有は行わず、同社ＥＣサイト（MK PLUS）を通じて発注、データは同社ロジスティクスセンターに送られ処理される。このロジスティクスセンター（茨城県小美玉市）には、これまで点在していた在庫を集約し、在庫管理システムと共に自動倉庫を導入。顧客からの受注・発送という一連の流れを迅速に行うことに加え、商品の動きをデータ化して把握し、売れ筋商品の在庫補充のタイミングや個数の最適化を行う。
2F・3F、各種金具のサンプルや詳細を説明したボードを展示。サイズ違いなど実物を手に取って確認出来る
リニューアルにあたり、横谷忠明社長は次のように述べている。
「弊社では、長年にわたりお客様のご要望やアイデアを伺いながら、信頼できる協力工場と共に数多くの金具開発に取り組んできました。業態変更により私たちのものづくりに対する考え方や価値観は変わりません。また、時間を要しておりますが、より簡便で迅速な処理が可能なＥＣサイトの再構築を進めています。探しやすく、発注しやすいサイトを目指しておりますので、ご期待ください」
●(株)エムアンドケイ ヨコヤ
東京都台東区浅草橋2-1-9
公式サイト：www.mk-yokoya.co.jp
ECサイト：mkplus.biz
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