“栃木レザー”のアンテナショップが栃木駅 北口にオープン

世界が認める日本のレザーファクトリー“栃木レザー”
アンテナショップが栃木駅 北口にオープン

　国内最高峰のヌメ革と称される“栃木レザー”のアンテナショップが、去る２月22日、栃木駅（東武日光線・ＪＲ両毛線）北口にグランドオープンした。このアンテナショップの運営は、昭和12年の創業より“栃木レザー”を生産し続けている老舗タンナー・栃木レザー㈱（山本昌邦社長）が手掛ける。
　“栃木レザー”の世界観を感じられる30坪の店内は、“栃木レザー”の革素材そのものをはじめ、同革素材を使用したバッグ・鞄・小物、靴など、それぞれの企業で製品化された商品がブランド別に品揃えされている。
　ショップオープンにあたり「“栃木レザー”は、プロダクツとなって初めて“完成する”」と言うことを、広く一般消費者にアピールしたいと語る山本社長。「伝統的な植物タンニン鞣しを施し、丹精込めて作られる“栃木レザー”は、この段階では素材でしかなく、まだまだ未完成の状態。その素材を生かした製品（プロダクツ）となることで“栃木レザー”は真価を発揮する。こだわり抜いて作られた“栃木レザー”という革と、その特性を最大限にまで生かしきるブランドのモノ作り。この両者の信頼関係があってこそ、“素材”でしかなかった栃木レザーは本当の意味で完成する」と述べている。